続き!心斎橋筋商店街のちょっと明るい話。シャッター、デカいと思いません?
〉〉シャッター街になって初めて分かったこと。お店が迫り出してくる独特の雰囲気は、5m以上ある店舗の立体感が作り出してると気づいた。大阪人のビジネスセンスは◎。(3枚目は比較用。天神橋筋商店街) pic.twitter.com/qo0V82tfI3— 大阪の未来構想 (@osaka2theworld) April 21, 2020
少し前に、仕事の関係で難波付近に行くことがあった。
コロナが流行する中、行くのに少し躊躇したが仕事上致し方なかったので足を運ぶことにした。
大阪や東京を含む都市部では全国に先駆けて緊急事態宣言が発令され、街中のお店は臨時休業しているところが多いように感じられる。現状はゴールデンウィーク明けの5月6日までとしているが、どうなるのだろうか?
さて、心斎橋筋商店街もその例外ではなく、休業しているお店が多い。(夜に行ったのでそこは差っ引く必要がある)
人がいないのを知りつつ、実際に目で見て現状を確認するだけだったのだが、シャッター街になっていたがゆえに気付くことがあったので記事にしてみることにする。
心斎橋筋商店街のシャッターが高い
United Arrows(休業中で寂しい・・)
冒頭のツイートにあった通り、心斎橋筋商店街のシャッターはやたら高い。
2階分の高さまであるので、5m以上はあるのではないかと思われる。
「高いからそれがどうしたんや」と思われるかもしれないが、確かにそのとおりである。
何のことはないただのデカ高いシャッターである。
確かにそのとおりであるのだが、何か普通の商店街とは違う何か違和感を感じていた。
ふと以前に天神橋筋商店街を撮っていたのを思い出し、見比べてみることにした。
天神橋筋商店街(夜に撮影したのでシャッターが閉まっています)
写真を見て我ながら「あーなるほど」と思った。
お店のディスプレイスペースは1階部分だけである。写真は奥の方で見えにくいが、同じ高さでシャッターが並んでいるのが分かると思う。
天神橋筋商店街はお店のスペースがワンフロアであり、心斎橋のような迫力がない。
天神橋筋商店街は日常使いの利用客に特化した商店街であり、店主も2階に住んでいるため上のスペースはお店以外の住居スペースになっている。
心斎橋筋商店街は”ベゼルレスディスプレイ”の商店街?
iPhone11と古いiPhoneの比較自作画像
久しぶりのブログ投稿なので無駄な画像作成に時間を使ってみたが、ベゼルレスディスプレイとはiPhone11のようなディスプレイ以外の部分が少ないディスプレイを指す。
普段からノッチ付きのiPhoneを使用している人なら分かるだろうが、ベゼル(無駄な部分)が少ない方が没入感があったり、ディスプレイが大きく見えたりする。
心斎橋筋商店街と他の商店街の概略図
この理論でごり押しすれば、心斎橋筋商店街はベゼルレス商店街ということができよう。何ともトンチンカンな単語であるが、とりあえず名付けてみた(笑)
もちろん店頭部分は1階のみというお店も多くあるので全てそうというわけではないが、傾向として2階までディスプレイがあるベゼルレスの専門店の比率が高いと感じる。
2年前の夏に撮影した心斎橋筋商店街(ポムポムプリンが2階までそびえたっている)
スマホの例で示した通り、2階部分までディスプレイや広告があれば、ドカーンと迫力があり、商店街やお店への没入感が増すであろう。
1000万人を超える外国人観光客が魅力的に感じるこの商店街にはそれなりの理由があり、今回私が指摘したベゼルレス構造もその一つなのかもしれない。
画像が私のスマホのフォルダに残っていた何の変哲もないアシックスだったので、少し説得力に欠けるが、2階までディスプレイ領域が広がれば、確かに店舗の迫力が増すのではないかと思う。
コロナの流行が終わったら一度確かめに心ブラしにいってはどうだろうか?
下ばかり見ていると気付かないが、普段とは違って”ベゼルレス”という視点で見れば新しい発見があるかもしれない。
以上です。
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