自由が漂う大阪とマナーが漂う東京。それぞれ空気感が違う

他の都市(東京など)

上が東京で下が大阪

少し前に以下の様なツイートをした。

記事は、生まれてから40年以上ずっと関東に住んでいて仕事の都合で大阪にやってきた人が書いている。

大阪で生活していて感じたことがいろいろあるが、要旨は以下の通りだ。

東京:許可されていないことは、やってはいけない街

大阪:禁止されない限り、何をやっても良い街

この記事の指摘がまさにその通りだったので、私が思う東京と大阪の空気感の違いについて、私なりの言葉で表現していこうと思う。

身を挺して笑いを取る大阪。それをうすら笑う東京。

大阪と東京の違い。大阪という都市が持つ強みとは

東京にはマナーを守れという空気が常に漂っている

東京メトロ・丸ノ内線

筆者は5年間ほど東京に住んでいたことがある。家は多摩地域(大阪でいうと千里ニュータウン?)で、毎日電車で都心まで通っていた。

さて、上手くは説明できないのだけれども、東京には常に「ルールや慣習は守らなければいけない」という空気というか、そうするべきだという共通の理解が漂っていた。

 

東京はみんなマナーは良いし、大阪なら突っ走ってくるところでも車は辛抱強く待ってくれる。

しかし、「さすがにあれはしてはいけない」という一定の線引きみたいな空気があって、その一線を越えてしまうと周囲から冷たい批判の目にさらされる。

周囲から痛い視線を浴びせられることになる。

 

その東京独特の空気感はみんながマナーやルールを守ってくれるという安心感に繋がるが、少し気が重くなるというか息苦しさを感じることもある。

ひょっとしたら東京と大阪どちらにも住んだことがある人なら、この感覚は分かってもらえるかもしれない。

 

自由(≒何でもあり)な空気が漂う大阪

大阪メトロ・御堂筋線(本町駅より撮影)

一方、大阪は何でもありな空気が町中あちらこちらに漂っている。

もちろん限度はあるし、電車では降りる人を待ってから乗る人が大半だ。最低限のマナーはある。

 

しかしそれでも大阪は圧倒的に自由だ。

例えば夕方の駅のホームで普通にチューハイを飲んでいる紳士がいたり、電車の中でワンカップ大関を開けているオジサンがいたりする。

また、朝の通勤電車でつり革を掴んで立っているとき、目の前の人が立って降りたので座ろうと思ったら、右後ろからすかさず滑り込まれて座れなかった経験が数度ある。

赤信号だって車が通っていないと見れば、すかさずダッシュする。しかもスーツでびしっと決めた30代ぐらいのサラリーマンだったのでなおさらびっくりした。

 

マナーに関して厳しい暗黙の空気感がある東京と違い、この点ははるかに大阪の方が緩い。さすがにこれはアカンという限度はあるが、そこに至るまではかなり幅があるし、許されてしまう。

 

因みに、前も同じような趣旨の記事を書いたが、イノベーション(=新しい技術)を生み出すのにどちらの環境が向いているかといえば、明らかに大阪だ。

イノベーションを生み出すには既存のルールに縛られないことが重要であり、自由な環境である大阪の方がそりゃ有利に決まっている。

 

それでも大阪でイノベーションが起きていないのは、優秀な人材が東京に集まってしまう今の日本全体の傾向があるからだろう。

まあとりあえずそれは置いておいて、大阪の自由な環境は、ルールで雁字搦めになっている日本においては貴重な環境だと思う。

身を挺して笑いを取る大阪。それをうすら笑う東京。

大阪と東京の違い。大阪という都市が持つ強みとは

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