緊急事態宣言を受けて閉鎖中のルクア1100
半年ほど前に以下の様なツイートをした。
安心安全を追求しすぎると、楽しさも一緒に失われる良い例。
日本は何かあるとすぐ厳しく規制をする。それが繰り返されると、皆何もできなくなって、やる気と活力が失われる。 https://t.co/DH3kPvbrRb
— 大阪の未来構想 (@osaka2theworld) November 14, 2019
あるツイートを引用ツイートしたコメントである。
内容としては、近所の公園において、一部の人々が事細かに「禁止」を主張し続けた結果、誰も楽しく遊べなくなってしまったという例だ。
最近はコロナ流行で感染のリスクが低いことも自粛ムードになっており、ちょうどこのツイートを思い出した。
今日、インターハイが史上初の中止となることが決定したというニュースが流れてきた。
まだ詳細は分からないが、屋外でやるスポーツ、例えば陸上競技などは感染のリスクは高くないだろうと思われる。
これによって、インターハイ大会を通じた感染拡大の危険性はゼロができたものの、インハイを目指して全てをささげてきた高校生の青春とその思い出は失われることになる。
果たして100%安心安全を求めて自粛に次ぐ自粛が続く状況で良いのだろうか?
記事の内容を要約!
・感染爆発を防ぐために5月上旬まで自粛するのは仕方ない。
・しかし、100%の安心安全を求めようとすればするほど、損失は大きい。三密を避けるなど基準を設定して徐々に活動を再開するべき
・過剰に自粛を続けると経済が死んでしまい、自殺者数が増加するなどデメリットもある
安心安全を追求しすぎると、活力が失われる
ツイートの趣旨は「安心安全を100%追及すると、社会から活力が失われてしまう」ということだ。
今は感染爆発の可能性があるから、外出制限になるのは仕方がない。少なくとも緊急事態宣言が終わる5月6日までは自粛は正しい判断だと思う。
しかし、今後も同じような厳しい厳しい規制をとり続ければ、当然子供は学校に行けず学力は低下するだろうし、三密とは直接関係のない屋外でのイベントも中止になってしまうし、友達や同僚との少人数の集まりにすら参加できなくなる。
ある程度流行が収まってきたら、社会的に「これを満たせば大丈夫だ」という基準を明確に打ち出し、それを満たせば活動を再開しても大丈夫、とするべきだと思う。
「ワクチンができるまではずっと家で籠っていろ」のような潔癖症チックな社会情勢が続けば、社会全体から活力が失われてしまうだろう。
因みに。経済が悪くなると自殺者も増える
元大阪府知事の橋下徹氏が指摘するように、何でもかんでも自粛にしてしまうと経済が死んでしまう。
経済が悪くなることによって生じる悪影響は色々あるが、最も分かりやすいのは自殺者の増加だと思う。
一般に経済が悪くなると、失業や破産などが増加し、自殺者数が増える傾向にある。
上は厚生労働省の統計データから引っ張ってきたものだが、リーマンショック後など経済が悪くなった時にドカッと自殺者が増えていることが分かるだろう。
仮に今回のコロナ禍で徹底的に自宅待機を行い、イベントを片っ端から停止することで、肺炎で亡くなる人を減らせたとしても、不況によってなくなる人がそれ以上に増えてしまっては元も子もない。
期限を定めた自粛は良いのだが、今後はコロナウイルスとの共存も考えていくべきだと思う。
以上です。
コメント