大阪=汚いという型にハマり倒した報道しかできない東京のメディア

他の都市(東京など)

(大阪以外では認知度が低い)川と高層ビルが織りなす中之島の風景

「大阪」と言われて全国の人々が即座に頭に浮かぶ光景はどのようなものだろうか?

恐らく99%の人が下のような光景をイメージするのだろう。

 

これはこれでド派手な感じが大好きなのだが・・・

ご存知の通り、上の写真は難波にある道頓堀のド派手な看板群である。

もしくは真っ先にイメージするとしたら、かに道楽の動くカニやくいだおれ太郎、通天閣だろうか。

たしかにこれはこれで大阪が誇る独特の文化であり、いかにも大阪!って感じがして良いと思う。

でも、もう一つの側面を持っている大阪が報じられていないような気がしませんか?

 

メディアで報じられないキタ

大阪は江戸時代は商人の町として、明治時代以降は工業の町として、戦後は西日本の経済の中心地として栄えてきた。

関東大震災が起きた1920年代には、首都である東京を凌駕する人口を擁し、日本経済の中心地となった。

そのような大阪の経済発展の中心地は、梅田や中之島、御堂筋といった通称“キタ”のエリアであった。

 

戦前に建てられた威厳ある石造りの建物やガラス張りの高層ビルが立ち並び、他の地域にも劣らない街並みを作っている。

よく他の地域から初めて大阪に観光に来た人が驚くのは、大阪にこれだけ数多くの高層ビルが建っていて、ちゃんと都会である点だ。

「ちゃんと都会もあるんだね~」ってふざけるな!笑

 

誰しもがわざとらしく驚くのではなく、人によって差異はあれど、みんな心の底から驚いているのだ。

これはやはり、在京キー局を中心とする日本のメディアがキタの都会的なビル街をテレビでほとんど流さない影響だろう。

これは大阪だけでなく、広島や福岡など他の主要な地方都市でも同様のことが言える。

 

理由はよくわからない。ひょっとしたら大阪をテーマにするときは“コテコテの大阪”を報じたほうがいいという判断から、アジア的で混沌としたミナミばかり映すのかもしれない。

でもひょっとすると、先進的で都会リッシュな大阪は、テレビで写すには都合が悪いのかもしれない。

 

「水都」にふさわしい中之島

少し汗ばむぐらいの陽気で天気が良かったので思わず撮ってしまった中之島の様子。

2017年にできた2本の中之島フェスティバルタワーが奥に見える。

川の護岸はキッチリ整備されていて、両岸に植えられた桜並木がいい。

 

高速道路が少し邪魔だが、川(淀川の分流である堂島川)と高層ビルが織りなす街並みは他ではなかなか見られない独特の美しさがあるだろう。

中之島は端的にいってアクセスがクソ悪いので(笑)、普段大阪に住んでいる人でも仕事やイベントでもない限りほとんど行かないと思う。私もそうだった。

わざわざ行く必要はないが、暇なときに一度行ってみるといいだろう。川と高層ビルの相性は想像以上によく、街並みだけでも楽しめるはずだ。

 

絶賛開発進行中の「梅田」

諸研究機関の拠点が入るグランフロント大阪(北館)

梅田も絶賛開発進行中のエリアで、JR西日本が本気を見せた大阪ステーションシティやうめきたプロジェクトの1期目として先行開発されたグランフロント大阪が開業して以降、人の流れが変わった。

 

難波周辺のミナミに対してキタの代表格として挙げられる梅田。おしゃれで先進的そして高額なお店が立ち並ぶことから”東京的”だと言われることもある。

多くの関西人が注目しているのは、グランフロントに次ぐ第2期のうめきた開発。

うめきたの一等地のど真ん中に大きな都市公園を作るのだ。

 

都市の中心に人々が集まる場所を作ることで、それに呼応して周辺部の開発が進むという開発思想に基づいている。

元々大阪市の案では、巨大なオフィスビルや商業施設を作る予定だったが、当時の大阪市長だった橋下徹氏がストップをかけ、自然を中心とした開発に変更させた。

 

今は工事中で殺風景な景色が広がっているが、万博を翌年に控えた2024年には巨大な森林公園として先行開業する予定だ。

因みに右下に見える池の上に浮かぶ小さな緑色の物体が見えるだろうか?

これはクマのオブジェで、口からチューっと水を吐き出している光景がなんともけったいだった(笑)

 

ミナミのような下町チックでごみごみとした大阪もあれば、中之島や梅田のようにビルが立ち並び都会的で洗練された大阪もあるのだ。

大阪=道頓堀、難波、汚いという方にハマったステレオタイプで大阪を報じる在京のキー局はもう少し考えて欲しいところだ。

多分うめきたの第2期が開業しても、ほとんど報じられることなく終わるだろう・・・(笑)

記事は以上です。

コメント